2021-03-22 第204回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
その範囲は幅広く、食事療法やサプリメント、はり、きゅう、マッサージ、漢方医学など幅広い分野のものが含まれると考えられているものが多いようです。 近代西洋医学は、一つの疾病には一つの原因物質が対応しているという考え方の下、感染症や外傷等の治癒に対し非常に大きな効果を上げてきました。
その範囲は幅広く、食事療法やサプリメント、はり、きゅう、マッサージ、漢方医学など幅広い分野のものが含まれると考えられているものが多いようです。 近代西洋医学は、一つの疾病には一つの原因物質が対応しているという考え方の下、感染症や外傷等の治癒に対し非常に大きな効果を上げてきました。
漢方薬もしくは漢方医学というものは、中国起源の伝統医学をもとにした、我が国の長い歴史で独自に発展してきたジャパン・オリジナル、日本の独自の伝統医学です。
漢方薬の原材料、これは今中国から依存しているわけですけれども、日本の大切に育ててきました漢方医学の効果とそれから市場性に注目しているのが、原材料を持っている中国なんですね。 原料生薬の成分条件を満たすだけの作物の栽培というのは、これはなかなか難しいところがございまして、日本でも農林水産省を中心にして頑張っていただいてはおるんですけれども、約八割をまだ中国から輸入に頼っている状況でございます。
日本の漢方という名称ではなく、中国のトラディショナル・チャイニーズ・メディシンがそのまま国際標準化となることは、日本の漢方医学にとっても大きな影響が出るのではと懸念されます。このような状況を踏まえると、果たして厚労省は、漢方薬がどのように使われているのか実態を把握し理解しているのか、ほかの省庁にもきちんと御説明いただいているのかというふうに疑問に思わざるを得ません。
我が国におきましては、明治維新後、漢方医学から西洋医学へと切りかえた、それが一大画期であったと思います。その後、戦後、いわゆるインターン制度というものができて、それがいわゆる今現在の医師制度の基本になっております。
私はいつも申し上げておりますが、私は薬剤師で、漢方薬・生薬認定薬剤師の資格も持っておりまして、日本で発展した日本の伝統医学である漢方、漢方医学、漢方薬をクール・ジャパンの一つとして、日本の国家戦略、成長戦略として国内外に展開すべきであると考えております。
東洋医学の中で、日本の漢方医学、中国の中医学、韓国の韓医学がそれぞれ並び立つように、大臣の強いリーダーシップを是非発揮していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○国務大臣(茂木敏充君) 参議院の経済産業委員会ってすごいなと思いますのは、先ほどの松田委員の御質問を聞きますと、後ろにクリエーターの方がたくさんいるような気がいたしますし、また、はた委員の御質問を聞きますと、必ず漢方医学という形で一貫をされているなと思っていますが、御指摘の次回の専門委員会につきましては日本で開催する予定でございまして、我が国の漢方、生薬であったりとか鍼灸は日本の伝統医学であるとの
○はたともこ君 私は薬剤師でございますが、漢方薬・生薬認定薬剤師の資格も持っておりまして、日本で独自に発展をした伝統医学である漢方医学や漢方薬を西洋医学、西洋薬とともに車の両輪として日本及び世界に普及、展開をしていきたいと現在活動をしているところでございます。私は、日本の漢方はクールジャパンそのものであり、成長戦略そして国家戦略に位置付けるべきものであると考えております。
ISOの国際会議のたびに産業界や学術界の専門家を派遣いたしまして、我が国の漢方医学の生薬、医療器具が国際標準から排除されることがないように、各国と事前に情報交換、連携するとともに、我が国、意見を積極的に主張しているところでございます。 具体的には、現在提案をされている八件のうち、我が国の鍼灸が国際標準に取り上げられるよう積極的に対応しております。
本日は、成長戦略、クール・ジャパンとしての漢方、漢方とはいわゆる漢方医学と漢方薬のことですが、これについて質問をいたします。 私は薬剤師ですが、漢方薬・生薬認定薬剤師の資格も有しております。疾患部分だけでなく人間全体を診る全人医療たる漢方は、西洋医学では対応できない部分を補って余りある特性を有しております。健康保持のためには西洋医学と漢方との両輪でいくべきだと思っております。
日本の漢方医学の国内外への展開にとって非常に重要な問題として、漢方薬の原料である生薬の国内栽培があります。現在、日本では生薬の八割を中国から輸入に頼っております。しかし、中国では、例えば主要な生薬であるカンゾウや麻黄を戦略物資化してきています。中国産の生薬は更に価格高騰、また農薬など品質上の問題もはらんでいます。
中国の中医学、韓国の韓医学、そして日本の漢方医学とあるわけですが、中国、韓国、特に中国は中医学を国家戦略として位置付け、中医学を国際標準とするために巨大組織をつくり、政府を挙げて取り組んでおります。一方、我が国では、厚生労働省において医政局総務課の中に統合医療の担当者がいて、音楽療法、温泉療法、アーユルベーダ、アロマセラピーなどと並んで漢方が位置付けられているのみでございます。
私は、本年三月二十二日の本委員会で古川国家戦略担当大臣に、日本の漢方医学の推進を是非我が国の国家戦略、新成長戦略とすべきであると提案をしたのですが、古川大臣は、自分は風邪を引いたら葛根湯を飲むと言われるのみでございました。厚生労働省については、お聞きのとおりでございます。
私は薬剤師でございますが、さらに漢方薬・生薬認定薬剤師でもございまして、大変すばらしい日本の伝統医学である漢方医学、漢方薬を日本の国家戦略、新成長戦略として日本と世界に推進、発展させていきたいと考えております。
それで、これは近代的な西洋医学と、それから漢方医学などの伝統医療ですとか音楽療法ですとか多種多様なものがあると。ですから、これにつきまして、私は遅かったと思ってますけど、今年の三月から検討会を設けて統合医療の在り方の検討をしているということなんですね。
昨日、古川大臣にもお渡しいただくようにお願いいたしましたのですが、この本なんですけれども、慶応大学病院漢方医学センター副センター長で慶応大学医学部准教授の渡辺賢治先生がこの度、「日本人が知らない漢方の力」という本を書かれました。この本の帯には、漢方は中国ではなく日本独自の伝統医学である。世界が注目しているのになぜ日本は見捨てようとするのか。裏には、日本の医師の九割は漢方薬を併用している。
それで、二番目の場所、広元市青川県の喬庄鎮という、先ほどお話があったように、漢方医学院の職員の宿舎。左上の写真を見ていただきたいと思いますが、今指している建物がこの右側の方まで全部つながっていたんです、本来の建物は。今、重機があるようですけど、重機で崩したわけじゃなくて、地震とともにこのように真ん中がそっくり崩れてこういう瓦れきの山になってしまった。
これは更に更に充実させていただきたいと思いますが、例えば薬学教育のモデル・コア・カリキュラムに、きちっと漢方医学の特徴について教えるということになっていますし、更に申し上げると、薬剤師の国家試験出題基準の中にこうした東洋医学あるいは和漢薬あるいは生薬について試験科目になっているわけです。
また、既にお話ありましたように、薬学教育モデル・コアカリキュラム、この中でも漢方医学についてしっかり卒業するまでには勉強するようにと、こういうような到達目標がはっきり掲げられておるわけであります。文部科学省としては、このコアカリキュラムを踏まえた教育の充実について引き続き各大学を指導していく、こういうふうに考えておるところであります。
また、現代社会は、冷えや運動不足や栄養の偏りなどのために、器質的な異常がなくても妊娠しにくい体になっているということも漢方医学的な見地からは指摘をされているわけでございます。
アメリカでも、既にNIHでかなりしっかりとした分野として位置づけていると聞いておりますけれども、本来、例えばこの漢方医学というものは、中国から来ましたけれども、日本で江戸時代に非常に発展をした、本当に精緻な理論を持った、非常に多くの臨床経験を持った医学で、日本が世界に誇るものであると私は思っております。
最後に一つお聞きしたいのは、やはり我が国の伝統的な医学としての漢方医学についての考え方なんです。 これは非常にやはり私は重要な国民医療の中での役割を果たしていると思います。実際に、近代の医学史の中でも西洋の医学というものが我が国に導入をされて、一時こうした伝統的な医学というものはわきに押しやられました。
それからもう一つは、漢方医学といいますか東洋医学も西洋医学、オール・オア・ナッシングで、漢方医学なんというのは大学の医学教育のカテゴリーの中にほとんど入れないから、結局各種学校か何かでやってしまう。そういうことによってやはり社会的な評価ができない。
そういうふうな使い方をしているのが本来の和漢診療のやり方、漢方医学のやり方である。そういうふうにやりますと、もう薬価差益というものが極端に少なくなりますし、さらに薬剤師さんが調合するわけでございますので、その薬剤師さんの人件費すらペイできないというような現状であるわけであります。
次に、大学教育における東洋医学、特に漢方医学の教育、研究、治療に関連してお尋ねをいたします。 先日、約三週間ほど前になりますけれども、北陸宮山市の国立富山医科薬科大学に伺いまして、附属病院の和漢診療部の寺沢教授初めスタッフの方々からいろいろ御意見をお聞きし、種々教えていただいてまいりました。
東洋医学、漢方医学に対する政府の取り組み方が不十分であると、こういうことがたびたび重なると今回の医療法の附則で言うところの政府の「検討」、政府の「必要な措置」が不十分であったとして、裁判においても政府の責任が問われるというそういう事態にもなりかねない。
特に、この傾向は東洋医学、漢方医学の医療への応用分野であります東洋医学的な治療、漢方医学的な治療の分野において顕著であると思います。
○針生雄吉君 本日のテーマは、本来は医療法の改正ということにテーマを絞って御質問をしなければならないところでございますけれども、せっかくのチャンスでもございましたので、東洋医学あるいは漢方医学治療に関連したいろいろな質問もさせていただきました。
近代的医療制度が創設されたということでございますが、そのときの経緯と申しますのはいろいろ記録によってお話をさせていただくしかございませんが、いわゆる明治の新政府というのがこの制度をつくっていったわけでございますが、既に慶応四年、これは一八六八年でございます、太政官布告百四十一号をもちまして従来禁止されておりました西洋医術というものを正式に採用するということが公布されまして、そこから日本の医術が従来の漢方医学
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